平成27年度1回目の防災訓練を行いました。
危険はいつやってくるかわからないものです。万が一!の時に備えるための大切な訓練です。
今年は危険が襲ってきた際、とっさに身の安全が守れるのかを体験を通して学ぶため、事前に役割のある職員以外、出火場所を知らせずに訓練を行いました。
13時半から訓練開始とは聞いていたものの、いったいどこから発火するんだろう・・・と各々の作業をしながらもドキドキなメンバーと職員一同。
すると大きな音とともに、「プロパンガスが爆発した~~!!!」と出火を知らせる職員の声が!
今回出火場所に設定されたのはオーブンなど作業で使用するプロパンガスでした。
その後火災警報機が鳴らされ、全館放送で火災が起きたことが放送されました。
ものすごい音が鳴り響いたため、驚きと不安で動けなくなったメンバーもいましたが、職員が誘導し無事に避難!
軽作業班とパン工房は1Fの玄関から、調理班は厨房内の扉から、そして2Fにいたメンバー・職員は2Fの玄関からそれぞれ避難しました。
点呼を取り、全員無事かを確認し、避難完了。ほっと一息つくことができました。
昨年度の防災訓練の際に、広島市東消防署の消防職員さんにお越しいただき、教えていただいたことをみんなが集合したときにおさらいしてみました。
●火災の時は、扉を閉める(防火のため)
●扉を確認する時には、手の甲で触る。(てのひらをやけどすると、その後に支障がでるため)
●低い姿勢で非難する
●ハンカチなどで口をおさえて非難する
覚えていましたか?実践できましたか?と聞いてみると 「・・・・・(しーん)。」
みんなして、「そういえばそうだった!」と反省会。
とっさの時には覚えていてもなかなか行動に移すことができないということを身をもって体験しました。
このほかにも今回の防災訓練を通しての反省点であがったのは
●出火場所を発見した人が他の人に具体的に、そして正しく情報を伝える
●避難経路について119通報マニュアルを活用する
●自分自身の役割分担を自覚する
など。さまざまな点に気が付くことができました。
日ごろから防災の意識をもち、今回の反省を忘れずに改善に努めていきたいと思います!