はぐくみの里とルワンダにあるウムチョムイーザ学園でスカイプをつなぎ、交流会をしました!
遠く離れたルワンダ。日本との時差は7時間。マリールイズさんが架け橋になって下さり、今回のイベントが実現しました。
スカイプをつなぐ前に、はぐくみの里がマリールイズさんと繋がることができた経緯を今一度おさらいする時間を設けました。始まりははぐくみの里で今年の3月6日に開かれたルワンダカフェでした。
ルワンダと繋がった経緯を真剣に聞くメンバー達
- ウムチョムイーザ学園から届いた絵
その後、6月19日に上温品小学校の六年生の生徒の皆さんとルワンダのウムチョムイーザ学園のみなさんとで絵の交換会がマリールイズさんを介して行われ、その時にマリールイズさんが再びはぐくみの里に遊びに来て下さりました。みんなで昼食を頂き、輪になって一緒に歌を歌った時の感動は今も忘れられません。
そしてこの度、8月15日にルワンダにてピースコンサートが開催されるということで、その第一部としてはぐくみの里とスカイプで繋がるというイベントが設けられることになったのです!
キャプションなし
ルワンダとのスカイプ中継は17時から開始。ルワンダでは午前10時。スカイプ初心者のはぐくみの里一同はちゃんと繋がるのかドキドキ。はぐくみの里の電波が弱く、うまく繋がらず途中で途切れてしまうハプニングもありましたが無事にスカイプで繋がることができました!
マリールイズさんとウムチョムイーザ学園に集まっていただいた皆様
プロジェクターや部屋の明るさの都合上、少し見えにくいですがたくさんの方に集まっていただいたのが伝わってきます。こちらが手を振ると向こうも手を振りかえしてくれる。遠く離れたところにいるのに繋がっている。とても感動的でした。
ピースコンサートということで、ウムチョムイーザ学園の給食室に広島や長崎の原爆についての展示もされていました。お互いの国に起きた原爆投下や戦争、内戦、大虐殺といった事実を忘れてはいけないということを強く考えさせられました。
はぐくみの里はこのスカイプ中継を通じて上温品小の小学生が描いてくれた絵が出来た経緯の説明や ずっと折り鶴、ずっと折り紙 についての話をルワンダの皆さんに向けて発表をしました。画面越しでしたが、メンバーから直接折り紙を通じて感じた思いをルワンダまで届けることができました。
その後はぐくみの里からずっと折り鶴、ずっと折り紙をルワンダの皆さんにプレゼント。事前にマリールイズにお渡ししていた折り紙を届けていただきました。
最後にはぐくみの里からルワンダに向けてBeliveの歌を届けました。会場には終始温かい空気が流れていました。8月15日の日本の終戦記念日にこのイベントを行えた意味。大切な日に国境を越えて平和について考える。そんな機会は今後二度とないかもしれません。貴重な体験ができ、とても幸せでした。
マリールイズさんをはじめ、ウムチョムイーザ学園の皆様、そしてお集まりいただいたすべての皆様本当にありがとうございました!
原爆の子の像に寄せられた折り鶴について説明する松本施設長
ずっと折り鶴、ずっと折り紙について発表するメンバー
イベントに参加したみんなで集合写真!