この度、ご縁があり広瀬小学校5年生(65名)の総合学習の時間で、
はぐくみの里(ワークプラザひがし:就労支援事業所)と全4回の交流を行うことになりました。
広瀬小学校の総合学習は、キャリア学習、福祉学習、平和学習の3本の柱からできているそうです。
2019年9月9日(月)
第1回目は、はぐくみの里職員2名が広瀬小学校で、
はぐくみの里(ワークプラザひがし)の紹介を動画を用いてはじめに行い、
小学生に4つの体験を行っていただきました。
① 制限時間の中で鶴をおる
目的)仕事は正確・丁寧・スピードが速いことが良いとされます。
個人差はありますが、スピードが速いことも大切ですが、
はぐくみの里では、正確さ・丁寧さが優位に求められています。
なぜなら、安定して遂行することで、どれだけできるか見通せ、
必要な量だけお仕事をお願いできるからです。
② 軍手を2枚重ねて、鶴をおる
目的)手の不器用さや丁寧に取り組みたくてもできない、
出来にくいことを体験し、諦めたくなる気持ちや、イライラする気持ちを知っていただきました。
どんな声掛けをされたらうれしいかを考えてもらうことも目的の一つです。
③ 軍手にマジックテープ(痛い方)をつけて、握手、腕を触って感じ方を知る
目的)人の感覚の違いを知る。痛いと敏感に感じる人もいれば、痛みに鈍い人もいます。
そのため、自分の感じ方と同じだと思って接することで、ちょっと触っただけなのに、
たたかれたと相手が感じる場合もあります。違いを知るだけで、トラブルを回避できる場合もあります。
④ 視野狭窄眼鏡をつけて、文字を探す
目的)眼の疾患で見えにくい場合と、脳機能的に見えにくい場合があること、
目が見えにくいことで生活のしづらさを知ってもらいます。
第1回目の今回は非常に暑い日に体育館での交流となりました。
なかなか集中しづらい環境の中で、一生懸命話をきいてくださったり、
積極的に体験していただき、とてもうれしく思いました。
また、広瀬小学校ボランティア(シグナル)の皆さんにも
ご協力いただいたおかげで、スムーズに交流を進めることができました。
心から感謝いたします。ありがとうございました。
第2回目以降の交流も楽しみにしております。
★おまけ★
交流会が終了し、いざ帰ろうとした際に玄関にこんな素敵な看板が・・・!
最後に温かい気持ちになりました。広瀬小学校の皆様、ありがとうございました!