昨年に引き続き、今年も日本生活協同組合・広島県生活協同組合連合会さん主催の2016 ピースアクションinヒロシマ 虹のひろばにて「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」を販売させていただきました。
『虹のひろば』は大きく分けて『虹のステージ』、『みんなのひろば』、『合唱・フィナーレ』の3部構成になっており、それぞれにコンセプトがあります。
『虹のステージ』は核兵器廃絶・平和へのメッセージを被爆者や若者に世代を超えて発信していくようなステージになっています。
『みんなのひろば』は会場全体にさまざま展示や参加型企画などが点在し、参加者が興味に応じて自由に見たり参加できる企画になっています。
はぐくみの里は前回に引き続き『みんなのひろば』にてブースを出展させて頂きました。
会場には多くの方が訪れ、幅広い年代の方がはぐくみの里のブース前で足を止め、「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」について興味を持って下さいました。
販売に行った利用者も一生懸命来場された方に声をかけ、販売を頑張りました。
『虹のステージ』では今年も様々な催し物が用意されており、販売をする合間に私たちもステージ発表を楽しませていただきました。
原爆を経験された方から、高校生や子供たちまでの幅広い年代の方がステージに立ち、それぞれの原爆に対する思いや、日々学校で学ばれている知識を生かしながら、原爆が起きた1945年8月6日のことを来場した皆さんに知ってもらう活動報告などをされていました。
原爆投下から71年が経ち、被爆者の平均年齢は80歳を超えています。
被爆者の高齢化が進む中、今後原爆がもたらした悲劇や、その悲惨さを次世代にいかに継承していくかが課題となっているのが現状です。
高校生など、若い世代の方がこうして原爆について学ぶ機会も減っていく中でこのような発表を聞くことができ、
「継承」の大切さを改めて実感いたしました。
フィナーレでは合唱もあり、私たちが大切に歌ってきたBelieveも流れてきて、一緒に口ずさみました。
会場にはたくさんの展示物もあり、原爆を知らない私たちにとって学ぶことの多い一日となりました。
今年も参加でき、大変うれしく思います。
関係者の皆様お疲れ様でした。たくさんのサポートもありがとうございました!
そして「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」をご購入いただいた皆様ありがとうございました!