第13回広瀬学区原爆死没者慰霊祭に参加させていただきました。
原爆が投下された1945年8月6日、爆心地からほど近い広瀬小学校では職員7名、生徒37名が犠牲になりました。
また、広瀬学区においては5,000人以上が犠牲に合われたそうです。
広瀬学区における死没者の冥福を祈るため、毎年8月3日に広瀬学区原爆死没者慰霊祭が開かれ、今年で13回目を数えます。
はぐくみの里は昨年から広瀬小学校の放課後プレイスクールである、じゃんぐるぽけっとひろせさんと交流をさせて頂いております。
昨年に引き続き今年も「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」を使用していただき、折り鶴を一緒に折り、きれいに千羽鶴に仕上げて下さっていました。
「出来上がった鶴を、慰霊式にてじゃんぐるぽけっとひろせさんの生徒代表の子と一緒に奉納しませんか?」
とお声掛けしていただき、この度初めて広瀬学区原爆死没者慰霊式典に参加させていただきました。
この式典には広瀬学区原爆死没者慰霊事業委員会の皆様、広瀬地区社会福祉協議会さんと多くの来賓の方々、そして広瀬小学校の3年生以上の生徒さん計183名が参加されていました。
「今、私たちにできること・・・過去の過ちについてしっかり学ぶこと」
「広島の子だからこそ、学び、考え続ける必要がある。そのために小さな努力を続けていきたい。」
広瀬小学校生徒代表の方の平和の誓いの中にあった言葉です。
子どもたちが原爆の被害について知る機会はどんどん減ってきている中、こうして地域が一丸となり亡くなられた方に思いをはせ、平和について考える式典が毎年行われていることは大変素晴らしいことだと、式に参加させていただき感じました。
じゃんぐるぽけっとひろせの生徒さんたちと一緒に折った鶴は、色とりどりのきれいな千羽鶴に生まれ変わり、みんなの思いを代表して慰霊碑にしっかりと届けて頂きました。
そして最後は一人ずつが慰霊碑に献花をし、式典は終了となりました。
「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」を通して始まったじゃんぐるぽけっとひろせさんとの交流。
色々と形を変えながらも交流を続けてこれたことに感謝いたします。
快くはぐくみの里の式典の参加を受け入れて下さった式典関係者の皆様、そしてお声掛けしてくださったじゃんぐるぽけっとひろせの皆様、この度はありがとうございました!