会場の様子


今年も日本生活協同組合・広島県生活協同組合連合会さん主催の2019 

ピースアクションinヒロシマ 虹のひろばにて

「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」を販売させていただきました。

 

ピースアクション in ヒロシマとは、生活協同組合(生協)さんが創立時より

「平和とよりよき生活のために」をスローガンに掲げ、市民の立場から、

戦争のない平和な社会の実現を願い活動されており、

毎年8月4日~6日には広島で平和についての思いを広げる活動を

「ピースアクション」として総称して取り組まれている活動のことです。

 

はぐくみの里は今回で5回目の参加になります。

はぐくみの里販売ブース

パネルを完成させるためにメンバーも折り鶴を折りました!


北は北海道、南は沖縄と、この日の為に全国各地からたくさんの方が来場されていました。

はぐくみの里のブースを訪れて下さった方の中には

「去年も来ましたよ~!折り紙買いました!」と

伝えて下さる方もいらっしゃり、ここでの出会いが続いていてうれしくなりました。

福山工業高等学校 計算技術研究部の学生によるVRブース

基町高校 創造表現コース の皆さんによる「原爆の絵」展示


会場には全国の生協さんによるそれぞれの平和に関する展示や、

学生によるブースなどが設けられ、会場全体で平和を多方面から考えたり

感じることのできる空間となっていました。

来場者が鶴を折ることで完成するパネルがあり、

はぐくみの里のメンバーも心を込めて鶴を折りました。

昨年に引き続き福山工業高等学校 計算技術研究部の学生による

VR体験ブースも設けられており、被爆前の爆心地の様子を

VRで体験することができました。

実際にVRを作成した生徒さんから、「VRは手記・主張を超えるもの」

という発言があり、百聞は一見にしかずとの言葉通り、

実際にその当時の様子をVRを通して目にすることで

より一層原爆の被害の大きさ、残酷さなどをリアルに伝えていけるのだと感じました。

福山工業高等学校 計算技術研究部の学生によるVR発表

忙しい公務の中駆け付けた松井市長によるご挨拶


子ども平和会議アピール文読み上げ①

子ども平和会議アピール文読み上げ②


子ども平和会議アピール文読み上げ③

子ども平和会議アピール文読み上げ④


また、このイベントのメインともいえる子ども平和会議の

アピール文の読み上げが終わり、その後実際に参加された子ども達の

感想を聞いていた際に、遠方から参加された方から、

「広島の原爆資料館に行き、実際に自分の目で見てみて

聞いて感じるのと見て感じるのは全く違うと思った。」

「広島の人は平和についてよく学んで考えている。

原爆が落ちていない地方の人ももっと考えるべきだと思った。」

といった意見が上がりました。

こういった取り組みの中で少しでもより多くの子どもたちが

広島そして長崎に起きた事実を知り、伝承し続けていってもらう

きっかけができていけばいいなと思いました。

 

はぐくみの里でもずっと折り鶴・ずっと折り紙の販売をはじめとし、

自分たちにできる様々な活動を通じて折り鶴に込められた世界中の平和の思いを伝えたり、

原爆が落とされたという事実の伝承の役に立てれば幸いです。

 

関係者の皆様お疲れ様でした。ご配慮等、ありがとうございました。

そして「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」をご購入いただいた皆様ありがとうございました!