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ANT-Hiroshimaの代表である渡部朋子さんがはぐくみの里に来て下さり、「平和のためにできること」という内容で講話をしていただきました。

ANT‐Hiroshimaとは、平和都市・広島を活動の拠点とし、国際協力活動・平和教育活動・平和文化交流などをおこなうNGOです。その代表である渡部朋子さんは1989年にANT-Hiroshimaを設立して以来、広島から平和を伝えつづけるとともに、アフガニスタンの難民支援やパキスタンの地震復興支援などにも力を注いでいらっしゃいます。

まずはぐくみの里の見学をしていただきました。ほとんどの方がこうして朋子さんにお会いするのは初めてなのですが、そうとは思えない!!スッとはぐくみの里になじむ朋子さんなのです。

朋子さんの優しい人柄にみんなが引き込まれていきます。

メンバーと交流する朋子さん

メンバーと交流する朋子さん

お手製ウェルカムボードの前で一枚!

お手製ウェルカムボードの前で一枚!

はぐくみの里の作業見学中

はぐくみの里の作業見学中

作業見学後、交流もかねてみんなでランチをしました。ゆっくりとランチを楽しんだ後はおまちかねの朋子さんの講話!

実は先日、アメリカにてSadako: In the Spirit of Peaceという佐々木禎子さんの話を伝える集まりがあった際に、はぐくみの里の「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」で作った千羽鶴を持って行き、海外のみなさんにずっと折り鶴、ずっと折り紙を紹介してくださっていました。

アメリカでの折り紙の反応を教えて下さる朋子さん

アメリカでの折り紙の反応を教えて下さる朋子さん

写真の中の朋子さんが手にしているのはアメリカでの新聞記事です。新聞記事のなかで朋子さんが持っている千羽鶴は、はぐくみの里のメンバーが「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」で一生懸命折った千羽鶴です。アメリカに朋子さんが渡る前に完成させ、持って行っていただきました。

多くのメディアがSadako: In the Spirit of Peaceでの様子を取り上げ、ずっと折り鶴、ずっと折り紙の反応も良かったよ、と報告してくださりました。

そしてANTの活動内容のことや、佐々木禎子さんのストーリーについて絵本を用いて丁寧にお話をしてくださりました。

「禎子さんは自分が亡くなることを分かっていて、鶴を折り続けていた。それはとっても勇気のあることなんだよ。」

とても心に響きました。このストーリーを知ると、いかに千羽鶴に込められているものが大きいのかを痛感します。

その千羽鶴にいつも触れている私たちだからこそ伝わるもの、伝えられるものがある。

「千羽鶴に込められているものって何かわかる?」そう問いかけられて考えました。

平和・愛情・命・幸せ・・・ 色々な意見が出てきます。

「どれも正解だね。それに加えて 勇気・力・希望 も千羽鶴には込められとるんよ。希望は禎子さんの希望、はぐくみの里の希望、鶴を折った人の希望・・・ 色々な希望が込められとるよね。はぐくみの里の取り組みによって、よりパワフルになって鶴は旅立っとるんよ!」

改めて自分たちが行っている活動には意味がある、想い伝えるためにできることがある!と朋子さんに勇気づけてもらえた気がします。

講話中の様子

講話中の様子

真剣に話を聞くメンバーたち

真剣に話を聞くメンバーたち

朋子さんは素敵なお話だけでなく、たくさんのプレゼントも下さりました!アメリカに渡った際の新聞記事や、絵本などたくさんのものを頂きました。

歌の時には手を取り合い、輪になってみんなで楽しい、素敵な時間を過ごしました。

折り紙をプレゼント!

折り紙をプレゼント!

パンのプレゼント♪

パンのプレゼント♪

花束と素敵な笑顔を添えて(^^)

花束と素敵な笑顔を添えて(^^)

絵本を頂きました!

絵本を頂きました!

みんなで輪になって合唱♪

みんなで輪になって合唱♪

短い時間でしたがとっても濃い時間を過ごすことができました。温かい気持ち、そして私たちに勇気を与えてくれた朋子さん、ほんとうにありがとうございました!